今回はChatGPTを利用してマインスイーパを作ったのでレポートしていきたいと思います。
マインスイーパーは、昔のWindowsにはデフォルトでインストールされていた懐かしのゲームです。（現在はインストールされていませんが。。ダウンロードして遊べるようですね）
私は遠い昔、Win95やWin98で遊んでた世代です。。
それではレポートしていきます。今回ゲームアプリの作成に当たり林 駿甫さんのプロンプト
「アプリケーション開発プロセスのマスターガイド-アプリケーション開発プロセスをサポートする究極のプロンプト」を使用しました。
興味のある方はTwitterをフォローして情報収集してみてください。
まずはゴールと成果物を指示しよう
それでは、まずChatGPTに、ゴールと成果物を指示しましょう。
今回はマインスイーパを作ってもらいたいので、下記のようにお願いしました。
「マインスイーパーを作りたいので、ディレクトリ構成と、基本的なファイルを作成して」
お願いすると、ChatGPTがディレクトリ作成のためのコマンドとファイルを準備してくれました。
今回作成するマインスイーパはHTMLとCSSとjavascriptで作っていきます。
それらのファイルをどのような構成で配置するか、ツリー構成も教えてくれます。
ChatGPTと会話しながら作成していく
最初に作ってくれるプログラムは基本的なもので、ゲームとして成立していませんでした。
それはGPTもわかってくれていて、追加するべき機能、「徐々に改良していきましょう」と言ってくれます（優しいですね。。）
今回はマインスイーパーなのでChatGPTが知っているゲームのためアドバイスをくれましたが、
もしオリジナルの新しいアプリを作るのであれば、しっかりと要件定義、基本設計、詳細設計を事前に固めておいてラリーをしないといけないですね。
マインスイーパーのルールを教えてくれたので、そう、そう！と思い出しながら、少しずつ機能を足していきます。
途中、動作しなかったりしたので、プログラムを張り付けたりして何回かラリーしました。
Javascriptは機能を足していくとながくなっていくのでかならず、途中で出力が止まります。
「つづき」で一応続きを出力してくれるのですが、たまに、プログラムを飛ばして出力することがあるので、前半と後半に分けて示してくれとお願いしたところ、飛ばすことなく前半と後半で分けて出力してくれました。
今回試せていませんが、バックグラウンド音楽をお願いしたところ、音楽も追加できるようでした。
成果物
成果物を以下に示します。
じゃーん。なつかしのマインスイーパーです。
爆弾以外のセルをクリックすると、クリックしたセルに数字が表示されます。
数字は周囲に爆弾が幾つあるかの数値なので、クリックしてめくった数値情報をもとに、セルをクリックしていき。。
爆弾以外のセルをすべてクリックしたら、クリアです。
クリアすると爆弾がどこにあったのか答え合わせしてくれます。
爆弾をクリックしてしまうと、、「Game over!」です。
爆弾をクリックしたときに爆弾の音をGPTにお願いしたら、爆発音を模擬するためノイズ音をちゃんと入れてくれました♪
今回のソフト作成で大変だった点
今回、ソフトを作るためのAIエンジンはGPT4を使用しましたが、何度か修正や依頼を繰り返していたところ、
25回/3時間のレートに引っかかってしまいました。
現状、追加チケットなどはないので、使い切ったら待つしかありません。
このせいで完成までの時間が多くかかってしまいました。
成果物とその評価
全体として、私はこのプロジェクトの結果に満足しています。
成果物のソフトは普通にマインスイーパとして遊べるので、昔を思い出して何回も遊んでしまいました。
＜特によかったところ＞
・爆弾以外のセルをすべてクリックしてクリアすると爆弾がどこにあったのか答え合わせしてくれる。
・爆弾をクリックしたときの爆発音をノイズで爆弾ぽく聞こえる。
・盤面のサイズを変更できる。
・爆弾の数を変臆することができる。
＜改善の余地があると感じたところ＞
・点数計算がない
・経過タイマがない
今後の展望
今回のプロジェクトは成功でしたが、まだ改善できる点や新たに挑戦したいことがたくさんあります。例えば、次は点数計算追加を試してみたいと考えています。また、今回はバックグラウンドミュージックを追加していません。音楽ファイルを準備しておき是非、試してみたいと思います。
このプロンプトは「アプリケーション開発」となっているので、ゲーム以外にも応用が利きそうです。これからもChatGPTと一緒に新しい挑戦を続けていきたいと思います。
以上、ChatGPTを利用してマインスイーパを作ってみたプロジェクトのレポートでした。読んでいただきありがとうございました。
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